Little Bastard リトルバスタード

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toast foot and eyegear "jam" トーストフットアンドアイギア スニーカー ジャム(MUSTARD) 

MUSTARD(マスタード)

4 1/2(23cm)
5 1/2(24cm)
7 1/2(26cm)
8 1/2(27cm)
9 1/2(28cm)
10 1/2(29cm)
11 1/2(30cm)
7サイズ展開となります。(※コンバースと同じサイズ表記となります)

・メイドインジャパン。
・ヴァルカナイズ製法。
・木型はやや大きめになりますので、サイズ感も大きめになります。
・ソールの裏は赤になります。


バルカナイズ製法に特化したブランド、toast。
第一弾のアイテムとして2017 年A/W に〈jam〉をリリースします。
このアイテムで、toast がバルカナイズの進化を表現したのが、2 重となったゴムのサイドテープ。例
えばブラックのアッパーには、内側のテープをブラック、外側には白のゴムを使い、巻いています。
内外のゴムを1:1 幅に近いバランスで、顔を出すことを理想とし製作しました。
これを実現するために試行錯誤したのが、アウトソールの厚さ。
通常よりもやや厚底に分厚くすることで、
サイドテープが補強の役割を果たしながら、理想のバランスを保てます。
ゴムの配合でソールに柔らかさを出すことで、クッション性、屈曲性、グリップ力に優れたものになっ
ています。これが可能になったのは厚底のもうひとつの利点です。
ここまで柔らかいゴムだと、耐摩耗性という点で問題がありますが、
通常より、かなり分厚いソールのため、
多少ソールが減っても十分に耐えうる仕様となっています。
さらに、中底のスポンジを分厚くし、土踏まずからトゥーにかけては柔らかいものを、踵にかけては固
い素材を使用することで、耐摩耗性を意識し、より屈曲性のあるソールシステムとなっています。また、
ゴムの質感はマットで味のある風合いに仕上げています。
木型については、トゥー部分が猫の手を思わせるような、丸みのあるものを採用しています。
アッパーの構造はシューレースを通した際、左右の外羽根の幅を極限まで締めれるよう、
デザインしました。
これにより靴全体のシルエットは細身だが、トゥー部分は丸みを帯び、さらにやや厚底のためハイトが
あり、ヴィンテージスニーカーを思わせるシルエットを体現しました。
また、通常、このデザインでは、トゥー部分にスマイルと呼ばれるアイコンが入ることが一般的です。
元来バドミントンシューズとしての目的から、滑り止めのため製作されたスマイル。
しかし、街を主戦場とするtoast のスニーカーには必要ありません。また、ちょっと粋なことを付け加
えさせて貰えるのならば、〈スマイル〉はこれを履いてくれた人の心に宿れば良い、と思っています。
世界では様々な出来事が起きています。
楽しいことも辛いことも、残酷なことも、笑えることも様々です。
きっと皆さんの生活でも様々だと思います。
〈スマイル〉は適切な場所で、履いてくれ人にだけ宿れば十分ではないかと考えます。


〜toast is〜
MADE IN GM JAPAN をはじめ、多くの靴造りに携わってきたことで得られた知識は、計りしれないもの
があります。靴の基本であり、すべてとも言える木型造りから、ステッチの選択と縫製、ディテールまで、
どの製法&素材を駆使すれば、どのような仕上がりになるか、試行錯誤を繰り返してきました。
もちろん、今も、これからも変わらず探求していく道であります。
そんななか、今回toast というブランドを立ち上げます。
これまで培ってきた靴造りのノウハウを生かし、スニーカーに挑戦します。
一般的に、スニーカーの進化とは、スポーツ競技において人体の可能性をどれだけ引き出せるか、
それのみが考慮されてきました。
偉大なるスポーツブランドが生み出してきた、スポーツをするためのシューズが、あらゆる日常において愛
されるようになり、多くの月日が経過しています。
toast は、あくまで日常生活において愛されるスニーカー造りを目指します。そのために、
極々私的な造形美を追求します。

偏屈な好みとは、非常に単純です。ひとつは外羽根であること。もうひとつがバルカナイズ製法であること。
そして、toast ではバルカナイズに特化したスニーカーのみを造っていきます。
そもそもvulcanize(バルカナイズ)とは〈加硫〉を意味します。スニーカーにおいてのバルカナイズとは、
1800 年代に開発された製法。利点としては、アッパーとソールの結合力に優れ、
型崩れしづらい特徴があります。
toast が今回採用したバルカナイズ製法は、ゴムの木から抽出した天然ゴムに、合成ゴムと硫黄を配合する
ことで、スニーカーのソールに変化させています。その配合のバランスによって、固くなったり、柔らかく
なったり、クッション性や耐久性が変化します。一般的には、柔らかければクッション性に優れるが、ソー
ルが磨耗しやすい。硬ければソールの耐久性は高いが、反発力が高くクッション性では劣ります。同様に
光沢感やグリップ力も、配合の割合により無限に変化します。
製作の手順としては、まずアルミ合金で木型を製作します。そこに縫い合わせたアッパーを木型に覆いかぶ
せるように包み、吊り込みます。本底を接着し、フォクシングテープと呼ばれるゴムで、サイドをぐるりと
覆うことで、靴のフォルムを形成します。それを高温で数時間、釜で加熱することで、
ソールとサイドテープのゴムが加硫し、スニーカーとして完成します。
古典的なスニーカーの製造方法であるバルカナイズを、いかに現代の技術を用い、スポーツのそれではなく、
ファッションとしての造形美に特化した、進化を追求できるか、toast が目指すべき道はそこにあります。
販売価格 19,800円(税1,800円)
カラー(サイズ)

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TEL: 077-572-8738


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